『双子の騎士』となかよし版『リボンの騎士』全集との比較

このページでは花椿がコレクションした雑誌と講談社発行全集にある『双子の騎士』と『リボンの騎士』
の内容をチェックしてみました。おおまかに気がついた点を書き込みましたが,その他にも細かな違いは
たくさんあります。例えば雑誌ではセリフに「ひらがな」が多いのですが全集では漢字に改められています。
※この内容を無断転載などなさらぬようお願いいたします。
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雑誌名

号数

掲載ページ

内容・全集との違い

備考

なかよし

『双子の騎士』

1958(S33)4月

P27〜36

全集では「第4場ビオレッタのかなしみ、第5場しろい王子とくろい王子」
お城に黒の王子、白の王子が訪ねてきます。全集では『どこかの国』
の王子となっていますが、雑誌掲載では『隣りの国』となってます。

扉絵カラー

他全ページ3色カラー

なかよし

『双子の騎士』

1958(S33)7月

P26〜34

全集では「第6場パピのみたもの」の部分です。
ロニーがズボラを倒す所です。倒した後、村人と喜び合うシーンが全集
だと削除されています。 ここで分かったのですが『ロニー』という名前は
連載中は使っていなかったようです。

全ページ3色カラー

なかよし

『双子の騎士』

1958(S33)9月

P9〜16

全集では「第8場ジプシーの女王」
エメラルドとの結婚を断ったビオレッタ。ショックで走っていくエメラルドを
追いかけるとそこは全集では10場に出てくるのバラの館。
第9場のシーンはきっと別の号にのっているのでしょう。

扉絵カラー

他全ページ3色カラー

なかよし

『双子の騎士』

1959(S34)2月

P27〜34

全集では「第15場オオカミの山」
追っ手に迫られたエメラルドが怪我をしたビオレッタをでかいパンにつめ
て逃げます。途中、オオカミに囲まれてしまいますが、エメラルドの機転
と占い師メルセデスのおかげで2人ともなんとか助かります。
雑誌掲載版では2匹の子オオカミはエメラルドが育てる…となってます。

他全ページ3色カラー

なかよし

『双子の騎士』

1959(S34)3月

P27〜35

全集では「第16場エピローグ」
ロニーが王子として宮廷暮らしを始めた所からエメラルドがお化けに扮装
するまで。 雑誌ではロニーの宮廷生活の窮屈さを表すシーンがありま
す。

扉絵カラー

他全ページ3色カラー

なかよし

『双子の騎士』

1959(S34)5月

P21〜35

全集では「第16場エピローグ」
墓に閉じ込められたビオレッタとエメラルド。全集では女言葉を使っている
ビオレッタですが,雑誌では男言葉のままです。また、おばあさんに料理
を教わるシーン、雑誌ではコロッケもつくってます。

全ページ3色カラー

なかよし

『双子の騎士』

1959(S34)6月

P29〜43

全集では「第16場エピローグ」
いよいよ最後のシーン。全集では黒い王子が登場しますが,雑誌では
最初から竜のようなお化け。倒すと黒い王子に戻るのですが,その戻り
方がとてもリアル。またこの場面では白い王子も登場しません。

最終号

全ページ3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1963(S38) 6月 P99〜114 全集第1巻「第7章棺桶塔のサファイア」

棺桶塔のサファイヤが深夜棺桶塔をさぐっているところをガマーに見つかっ

た!シーンから。珍しく殆ど全集と変りがありませんが、最後チンクを木に

木に縛り付けて去るシーンに全集にないセリフがあります。

「悪者をこの国から一人残らず追い出して明るい国にするまでは女になり

たくないんだ」(雑誌では殆どひらがなです)切ないですね・・・

ここで気がついたのですがチンク、雑誌の頃はサファイヤのことを「王子様」

と呼んでいます。
カラーページなし

なかよし

『リボンの騎士』

1963(S38) 10月 P179〜201 全集第1巻「第11章石切り場のふたり」「第12章」魔女の館

怪我をしたフランツを看病するサファイヤ。だがそこへ魔女がやってきてサフ

ァイヤをさらっていく。『叔父上』の登場シーンがちょっと遅め。

登場の仕方は変らないのですが。
表紙と、なぜか中2ページ

のみ3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1963(S38) 11月 P195〜217 全集第1巻「第12章」魔女の館の後半より2巻「第1章嘆きの白鳥」冒頭

ヘケートが「白鳥になる薬」を渡してくれるシーン。

全集とはカットがまったくちがいます。台詞も、ちょっと乱暴?

表紙のみ3色

2004/12/12追加更新

なかよし

『リボンの騎士』

1964(S39) 1月

P151〜164

全集2巻「第1章なげきの白鳥」の場面
サファイヤが魔女によって白鳥にされた後、フランツ王子のお城で元に戻
り城を脱走するまで。全集では白鳥の姿でしたが,雑誌ではバレエのチ
ュチュを着て冠をかぶっているような『白鳥姿』でとても愛らしいです。

カラーページなし

なかよし

『リボンの騎士』

1964(S39) 2月 P163〜178 全集2巻「第2章ふたつの心」の場面

ナイロンが船に乗っているサファイヤを発見するシーン。発見する角度が

変っています。わざわざ描き変えたのですね。

 
表紙と、なぜか中2ページ

のみ3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1964(S39) 7月 P41〜57 全集2巻「第4章海賊ブラッド船長」の場面

石にされた王妃様を見つけたサファイヤのシーンから。雑誌では冒頭に

『前号の説明がはいっているため全集とはコマ割りがちがっています。

ナイロンが「本当に胸を刺していいのか」と尋ねるシーンが入っています。

また、海賊ブラッドはサファイヤのことを「リボンの騎士さん」と呼んでます。

ちなみにチンクは彼の事を『おじさん』って呼んでます(笑)

しかし・・・ブラッド、気障でカッコいいっ。
扉絵の他カラー3ページ

なかよし

『リボンの騎士』

1964(S39) 9月

P41〜55

全集2巻「第5章さんざしの森のできごと」の場面
さんざしの森の中でフランツ王子がサファイヤが亜麻色の髪の乙女と
気づくシーンからヘル夫人の魔法の雨で離れ離れにされるシーン。
冒頭のフランツ王子とブラッドの一騎打ちシーン(カラー♪)が全集では
カット。 うう、残念。

扉絵の他カラー3ページ

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)1月 P49〜63 全集2巻「第6章子ネコと天使」の場面

ついにサファイヤから女の心を奪ったヘル夫人。それを知ったヘケートは

サファイヤにその心を返しに行きます。

全集ではあっさりしたシーンですが雑誌では追いかけるヘル夫人とヘケート

の攻防が丁寧に書かれています。毒の蛾をはなつヘル夫人、それを魔法で

炎に変身したヘケートが焼きつくす。ついにつかまったヘケートはヘル夫人

に『リンゴ』に変えれてしまいます。
扉絵の他カラー3ページ

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)2月

P49〜64

全集2巻「第6章、子ネコと天使、第7章ヘル夫人の要求」
プラスチックが「私は生まれ変わったようです」と言った所からです。
全集にはあるチンクが天国へ帰ろうとするシーンがなく、全集にない
ブラッドが酒場で飲んでいるシーンがあります。

扉絵の他カラー3ページ

他全ページ3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)3月 P88〜102 全集2巻「第7章ヘル婦人の要求」

雑誌と全集では全く違います。ヘル婦人に捕まったフランツ王子が

ヘケートを娶るようフランツに頼む、その後。いやぁ雑誌とは全然違う!

ブラッドがナイロンの陰謀で地下牢に閉じ込められ、サファイヤが海賊の

仲間であるかのように仕組まれます。が、ブラッドは一生懸命サファイヤ

をかばい、ここでも男らしさ全開。またチンクが天国に帰るシーンは

この号に。ちゃんとお別れのキスをサファイヤにしてから、帰ろうとします。

コマ割も全集とはまったくちがっています。
扉絵のみ3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)8月

P103〜118

第3巻「第1章女の戦い」
ナイロンが城を攻めてきたシーンからです。 雑誌ではナイロンとサファイヤ
が剣を交えるシーンの絵が違います、戦いのシーンが長く描かれていま
す。 またヘケートとの婚約を報告に来たフランツが「ブラッドが次の王位
継承者と伝えています。」 全集ではそのセリフはありません。

初めの8ページのみ3色

カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)9月

P103〜117

第3巻、「第1章女の戦い、第2章ふたつの眠り」の部分です。
魔の山へと来たフランツのシーンから、サファイヤの部屋へブラッドがくる
までの内容。 雑誌ではブラッドが『オレがフランツ王子の兄だとは』とは
っきり言い切るセリフがあります。 と、いうことは全集にある貴族にひき
とられてうんぬん・・・のシーンが雑誌では無いのです。

全ページ3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)10月

P104〜118

第3巻、「第2章ふたつの眠り」の後半部分です。
魔女は娘とフランツ王子の結婚式にサファイヤを招待します。このつらさに
を忘れるため、魔女に女の心はあげるというサファイヤ。
サファイヤから女の心をもらうかわりに男の心をあげると約束した魔女はな
んとジュラルミン大公をムクイヌに変え、ついでに男の心をうばってサファイ
ヤにあたえます。 まったくややこしいことを・・・。

全ページ中2ページ3色

カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1965(S40)12月

P103〜118

第3巻、「第3章悪魔の結婚式」の前半部分です。
子悪魔たちをつかって魔王と魔女をだましたヘケート。式の場から逃げ出し
たヘケートはフランツにサファイヤの女の心をかえします。
全集とあまり違いはありません。

全ページ中1ページ

3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1966(S41)1月

P163〜194

第3巻、「第3章 悪魔の結婚式」の後半部分です。
魔女を騙して式の場を逃げ出したフランツ王子とヘケート。ヘケートの最後
のシーンがこの号でした。
コマ割、セリフが全集とほとんど違います。ヘケートは最後フランツに告白し
て亡くなります。

全ページ中2ページ3色

カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1966(S41)2月

P191〜223

第3巻、「第4章黒真珠島の女王」の部分です。
ナイロンが放った弓矢で倒れたサファイヤ。ブラッドが必死になって薬を
とりに黒真珠島へいくところです。
雑誌では倒れた後のサファイヤが王妃様に会うことが出来て喜ぶシーンが
あります。 意識があったんですね。 亡くなったブラッドを弔うシーンもあり。

前ページ中、2ページ3色

カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1966(S41)3月

P193〜208

全集では第3巻「第5章、ビーナスの花園」の場面です。
サファイヤが死んでしまい、フランツ王子がビーナスの所へいき花をもらう
所までの話です。全集にはない、うらなり博士とばあやのやりとりが笑え
ます。 フランツ王子がブラッドの死を悼むシーンは雑誌にはありません。

初めの8ページのみ3色

カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1966(S41)4月 P209〜224 全集では第3巻「第5章、ビーナスの花園」後半のサファイヤが蘇ってから

の場面です。

昔の記憶をなくしたサファイヤは城を飛び出し途中知り合った亜麻色の髪

をした娘の家に一晩とめてもらうことになります。ところが彼女の家にいた

のはなんと『ヘル夫人』・・・に扮装した娘の母親。ここが全集では全部

カットされています。
トップページのみ3色

カラー

2005/6/18追加更新

なかよし

『リボンの騎士』

1966(S41)6月

P93〜108

全集では第3巻「おかしなウーロン侯」武術大会の部分です。
フリーベにからまれたフランツ王子が「もういいかげんにしろ!」というとこ
ろからサファイヤが大会で戦っている最中、いいところで終わっています。
全集との一番の違いは戦いのシーン。サファイヤがめちゃくちゃやられてて
ボロボロにされています。サファイヤにいじわるするビーナスを一生懸命と
めるエロースも全集よりたくさん登場しています。

扉絵3色カラー

なかよし

『リボンの騎士』

1966(S41)7月

P184〜188

全集では第3巻「おかしなウーロン侯」武術大会の部分です。
全集ではカラーページが削除されています。全集ではちゃんと剣で試合
に勝つサファイヤ。 雑誌では虫歯を痛がる相手の口に石を投げ込むとい
いいのかそれで?という勝ち方をしています。

扉絵のほかカラー3ページ

2006/8/26 最終更新

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